肩こり
肩こりで整骨院への通院をお考えの方へ
(1)肩こりの特徴
当院では、過去15年間に肩こりで悩む数千人という方の施術を手がけて気ました。
その体験を通じて、肩こりという症状は知れば知るほど興味深く、奥の深い現象だと
思うようになりました。
肩こり施術の経験から、例えば肩こりには以下のような特徴があることが分かってきました。
①肩こりは老若男女、性別に関係なく幅広い年齢層に見られる(最近では特に小学生など
の子供にも肩こりや頭痛を訴えることが多く感じます)。
②肩こりのある人は、他の体調不良も抱えている場合が多い(例えば頭痛や高血圧、めまい
など)。
③肩こりと視力、または感情(気分の良し悪し)には深い関係がある。
④肩こりは日本人に非常に特徴的である。海外に行くと肩こりから解放され、また日本に
戻ってくると肩こりになる人が多い。
(2)肩こりの原因
肩こりの原因については、大きく分けて以下の三つになります。
①精神的原因 ②感覚的原因 ③身体的原因
①精神的原因:周囲の空気を読んだり、世間の目を過度に気にする日本人は、
人間関係のストレスが多いため、それが身体に反映すると猫背になったり、肩をすくめ
たりして首・肩に緊張をもたらすことが多く、この心理的ストレスが肩こりとして
表れることがあります。
②感覚的原因:視力低下や視力の左右差のような感覚のアンバランスから肩こりが
生ずるものです。
パソコンや携帯・ゲームで目を使いすぎたり、眼鏡が合わないと肩こりになります。
③身体的原因:内臓、姿勢、運動によるストレスが考えられます。
「内臓のストレス」とは、内臓や自律神経の不調からくるストレスです。例えば持続的な
緊張が自律神経の交感神経を過度に刺激し、首の凝りに伴う、高血圧、めまい、ふらつき
なども生じることがあります。
「姿勢のストレス」とは、クワークや車の運転、子供の抱っこ、寝る姿勢などにより
肩の位置や首の位置が悪いままで固定されれば、肩こりや首こりになります。
「運動のストレス」とは、話し方や食べる時の顎の使い方、また無意識に歯を食いしばったり、寝てるときに歯ぎしりをするなどが原因で肩こりを引き起こします。
(3)肩こりの原因のまとめ
*精神的原因ー①心理的ストレス
*感覚的原因ー②視力低下、視力の左右差
*身体的原因ー③内臓や自律神経系の不調
④姿勢のひずみ
⑤運動系のアンバランス
以上が肩こりの5大原因になります。
きのした整骨院の肩こりの施術の特徴
当院では、まず初めにお客様の肩こりの歴史についてお聞きします。さらに肩こりを
起こす要因を生活上の活動から探っていきます。仕事、家事・育児、趣味での動作が
どのように肩に負担がかかっているのか一緒に考えます。
その上で、肩の周囲を触診し、実際に凝っている箇所を探っていきます。また凝っている所が
どの範囲まで及ぶのか、触診をしながら的確に判断していきます。
以上の問診・触診をした上で、実際に施術を行います。座位、仰臥位など姿勢を変えながら、
凝っている筋肉を的確に万遍なくほぐしていきます。
筋肉は適度な強さで、的確に万遍なくほぐすことにより、驚くほど硬さが解除され、
重苦しさや、関節の可動域の広がりが改善するのを実感していただけます。
もちろん、施術だけでなく自分でできるセルフケアや姿勢のアドバイスも
させていただきます。
オーダーメイドのお客様に合ったアドバイスをさせていただいておりますので、施術後は
お気軽にご質問ください。